コラム

COLUMN

再生医療の治療は痛いのか?施術時の痛みについて分かりやすく解説

再生医療

再生医療の治療は痛い?施術時の痛みについて解説

再生医療をご検討されている患者様から、非常によくいただくご質問のひとつが
治療は痛いですか?」というものです。

再生医療は、患者様ご自身の細胞や血液を用いる治療であり、一般的に「拒絶反応が起こりにくく、身体への負担が少ない治療法」とされています。

  • その一方で、
    「脂肪を採るって痛そう…」
  • 「注射や点滴はつらくないの?」と不安に感じる方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、再生医療の施術で行う各ステップごとに、どの程度の痛みがあるのかを分かりやすくご説明します。

 

結論:再生医療は“強い痛みを伴う治療”ではありません

結論からお伝えすると、再生医療では

  • 採血
  • 局所麻酔
  • 脂肪組織の採取
  • 幹細胞の投与

などの処置を行うため、まったく無痛というわけではありませんが、その多くは「注射のときに感じる程度の痛み」程度であり、一般的には強い痛みや大きな苦痛を伴う治療ではありません。

また、脂肪組織の採取時には局所麻酔を行うため、処置中の痛みはできるだけ抑えられるよう配慮されています。

 

再生医療で痛みを感じる可能性があるのはどの場面?

再生医療では、治療の流れの中でいくつかの処置を行います。
それぞれの場面で感じる痛みの程度は異なります。

再生医療の施術で痛みを感じやすい場面

処置内容 痛みの程度の目安 ポイント
採血 軽い 一般的な採血時のチクッとした痛み
局所麻酔 軽い〜やや軽い 麻酔注射時に一時的な刺激を感じることがある
脂肪組織の採取 少ない 麻酔後に行うため、処置中の痛みはほとんどないことが多い
幹細胞投与(点滴・注射) 軽い 点滴や注射時の違和感程度が中心

※痛みの感じ方には個人差があります。

 

採血の痛みは一般的な採血と同程度です

再生医療では、治療前に血液検査で採血を行います。
これは、患者様の健康状態を確認したり、培養工程で必要となる血液成分を採取するためです。

採血の際には、一般的な血液検査と同じように、針を刺す瞬間にチクッとした軽い痛みを感じることがあります。普段の健康診断や病院での採血が受けられる方であれば、多くの場合、特別強い負担を感じることはなく、幹細胞治療だからと特別痛いわけではありません。

 

脂肪採取時の局所麻酔

脂肪組織を採取する際には、採取部位に局所麻酔を行います。局所麻酔では、注射の際に一時的な刺激や違和感を感じることがありますが、これも一般的な局所麻酔と同じ程度です。

麻酔が効いた後は、処置中の痛みをできるだけ抑えられるため、実際に脂肪を採取する段階では強い痛みを感じにくいとされています。肪組織の採取は、想像よりも大きな処置ではありません

「脂肪を採る」と聞くと、大がかりな処置を想像される方もいらっしゃいますが、実際には、再生医療で行う脂肪組織の採取はごく少量です。

当院では、通常
3mm〜5mm程度の小さな処置で採取を行います。

また、採取は局所麻酔を行ったうえで、熟練した医師が細心の注意を払って実施いたします。

そのため、処置中に強い痛みを感じるケースは少なく、多くの方が比較的安心して受けていただいています。

脂肪採取のイメージ

項目 内容
採取部位 お腹・太もも・お尻などの皮下脂肪
採取量 ごく少量
処置の大きさ 約3mm〜5mm程度
麻酔 局所麻酔を実施
処置中の痛み 麻酔後のため、ほとんど感じにくいことが多い

 

幹細胞の投与は一般的な点滴や注射と同程度です

培養した幹細胞を体内へ戻す際には、
点滴による静脈内投与や、症状によっては局所注射を行うことがあります。

この際に感じる痛みは、一般的には点滴や注射のときの軽い痛み・違和感程度です。治療内容によって投与方法は異なりますが、多くの場合、患者様が強い苦痛を感じるような処置ではありません。

 

再生医療は“痛みが少ない治療を選びたい方”にも向いています

再生医療は、手術のような大きな侵襲を伴わず、
患者様ご自身の細胞や血液を用いて行う治療です。

そのため、

  • 手術は避けたい
  • 身体への負担をできるだけ減らしたい
  • 強い痛みを伴う治療は不安

という方にとって、ひとつの選択肢になりうる治療法です。

もちろん、まったく無痛というわけではありませんが、多くの処置は注射の痛み程度であり、比較的受けやすい治療といえます。

 

それでも不安が強い方は、事前にご相談ください

痛みの感じ方には個人差があります。
同じ処置でも「ほとんど気にならない」と感じる方もいれば、「注射が苦手で不安」という方もいらっしゃいます。

そのため、治療前に不安なことがある場合は、遠慮なく事前にご相談いただくことが大切です。当院では、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、治療の流れや処置内容について丁寧にご説明しております。

 

まとめ|再生医療の痛みは多くが軽度です

再生医療では、

  • 採血
  • 局所麻酔
  • 脂肪組織の採取
  • 幹細胞の投与

といった処置を行うため、まったく痛みがないわけではありません。

しかし、その多くは注射のときに感じる程度の軽い痛みであり、大きな苦痛を伴う治療ではありません。特に脂肪採取についても、局所麻酔を行ったうえで、できるだけ患者様のご負担が少ないよう配慮して行います。

「少し気になっているけれど、痛みが不安で一歩踏み出せない…」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。

 

監修:医療法人香華会 リボーンクリニック本院・福岡