膝の痛みで水抜きが必要?水が溜まる原因・クセになる噂・受診の目安
目次
膝の水抜きを繰り返している方へ|水が溜まる原因と治療選択肢を解説
膝のこんな症状で整形外科に行ってみた
・膝が腫れて痛い。
・膝が重だるく、曲げ伸ばししにくい。
病院に行くと「膝に水が溜まっています」と言われた。
・水がたまるって何?
・え?前にも水抜きをしたのに、また膝が腫れてきてる
・何度も水を抜くとクセになるって聞いたけど…
このような経験や疑問はありませんか?
「そもそも”水”て何なの?」「膝の水抜きは何度もしてよいのか?」「水を抜くとクセにならないか?」と不安になりますよね。
結論からいうと、「膝の水抜き」は、痛みや腫れを軽くする目的や、関節液を調べる検査目的で行われることがありますが、水抜きそのものが悪い処置というわけではけしてありません。
ただし、水抜きを繰り返している場合は、なぜ何度も膝に水が溜まるのか知っておくことは大切です。
実は、水が溜まる背景には、「変形性膝関節症」、「半月板損傷」、「靭帯損傷」、「関節リウマチ」、「痛風」、「偽痛風」、「感染」などといった、さまざまな原因が関係している場合がありるからです。
そこで、この記事では、以下の内容について分かりやすく解説してまいります。
● 膝の水抜きとは何をする処置なのか
● 水抜きでできること・できないこと
●「水抜きはクセになる」の正しい考え方
● 膝に水が溜まる主な原因
● 水抜き後に注意したい過ごし方
● 水抜きを繰り返すときに確認したい検査や治療選択肢
● 再生医療を相談する場合の考え方
膝の水抜きを繰り返していて不安な方は、まず「水を抜くこと」だけでなく、「水って何?」「なぜ水が溜まるの?」に目を向けてみましょう。
膝の水抜きとは?関節に水が溜まる状態を理解しましょう
まず、「膝の水」って何なんでしょうか?
この関節液は本来、膝関節を包み込む関節包の中にあって、関節をなめらかに動かすために必要な液体です。しかし、関節の中で炎症が起こると、この関節液が増え、膝が腫れたり、曲げ伸ばししにくくなったりしてしまいます。
また過剰に増えた水が関節の内側から神経を圧迫して痛みを引き起こすこともあります。そうなると、膝関節の中に増えた関節液を、医師が注射器などを使って抜くことになります。
膝の水を抜かずに放置した場合、炎症と痛みをさらに悪化させる恐れがあるからです。
膝に水が溜まると起こる症状
関節液は、膝の動きを助ける潤滑油のような役割を持っています。
関節液は健康な膝にも存在します。しかし、関節内で炎症が起きると、滑膜と呼ばれる部分が反応し、関節液を過剰に分泌させてしまいます。その結果、例えば次のような症状がみられるようになります。
● 膝が腫れる
● 膝が重だるい
● 膝を曲げにくい
● 正座やしゃがみ込みがしづらい
● 歩くと痛い
● 膝が熱っぽい
● 膝に張りや圧迫感がある
このような状態を、医学的に言うと「関節水腫」と呼びます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 関節液 | 関節の動きを助ける液体 |
| 関節水腫 | 関節液が増えて膝が腫れた状態 |
| 滑膜 | 関節液の分泌に関わる膜 |
| 炎症 | 腫れ・痛み・熱感などの背景になる反応 |
水が増える背景には炎症が関係している場合がある
膝に水が溜まる場合、関節の中で炎症が起きている可能性があります。
炎症は、体が何らかの刺激や損傷に反応している状態です。「変形性膝関節症」で軟骨がすり減っている場合、「半月板や、靭帯」に損傷がある場合、「リウマチや、痛風」などがある場合にも、関節内の炎症によって水が増えることがあります。
つまり、膝に水が溜まることは、膝の中で何かが起きているサインの一つです。
ただし、原因は一つではありません。水が溜まったからといって、自己判断や目視で病名を特定できるものではありません。必要に応じて、整形外科にて診察や検査を経て原因を確認しなければなりません。
膝の水抜きでできること・できないこと
膝の水抜きは、痛みや腫れの軽減、関節液の検査を目的に行われることがあります。
一方で、水抜きだけで、膝に水が溜まる背景にある原因まですべて解決できるわけではありません。水抜きの役割と限界を理解しておくことが大切です。
痛みや腫れの軽減を目的に行われる
膝に水が多く溜まると、関節の中が圧迫され、痛みや動かしにくさを感じることがあります。
水抜きを行うことで、膝の張りや圧迫感が軽くなり、曲げ伸ばしがしやすくなる場合があります。腫れによるつらさを和らげる目的で行われることもあります。
ただし、どのような場合に水抜きが必要かは、医師が膝の状態を見て判断することになります。
関節液を調べる検査目的で行われることもある
水抜きは、症状を軽くするためだけでなく、関節液の状態を調べる目的で行われることもあります。
関節液の色や濁り、成分を確認することで、炎症の程度、感染の可能性、痛風や偽痛風などの結晶性関節炎の可能性を調べる手がかりになるからです。
特に、膝が赤い、熱を持っている、強い痛みがある、発熱を伴うといった場合は、放置せず、早めに医療機関にご相談ください。
水が溜まる原因そのものへの対応は別に必要な場合がある
膝の水抜きは、通常よりも増えてしまった関節液を抜くための処置です。
つまり、膝に水が溜まる背景にある炎症や疾患への対応は、別に検討が必要な場合があります。たとえば、「変形性膝関節症」が背景にある場合は、薬物療法、注射、リハビリ、運動療法、装具療法などが検討されることがあります。
「半月板損傷」や「靭帯損傷」が関係している場合は、画像検査や治療方針の確認が必要です。
| 水抜きでできること | 水抜きだけでは難しいこと |
|---|---|
| 腫れや圧迫感の軽減 | 炎症の原因をすべて特定すること |
| 関節液の検査 | 変形性膝関節症そのものへの対応 |
| 膝の動かしにくさの軽減 | 半月板損傷など構造的な問題への対応 |
| 症状の把握 | 再発予防の治療計画を立てること |
水抜きは意味のない処置ではありません。癖にはなりません。ただし、何度も繰り返す場合は、水が溜まる原因が続いているということであり、そこに目を向けることが重要です。
「水抜きはクセになる」は本当?繰り返す理由を整理
「膝の水を抜くとクセになる」と聞かれたことがあるかもしれません。
一般的には、水抜きそのものが原因で水が溜まりやすくなるというより、膝に水が溜まる原因が続いているために、再び関節液が増えると考えられます。
水抜きそのものがクセになるわけではない
水抜きをしたから、その刺激で必ずまた水が溜まる、というわけではありません。
膝に水が溜まる背景には、関節内の炎症や損傷が関係している場合があります。水を抜いて一時的に腫れが軽くなっても、炎症の原因が残っていると、時間が経ってまた水が増えることがあります。
つまり、「水抜きがクセになる」というより、水が溜まる状態が続いているということです。
炎症や原因疾患が続くと再び水が溜まることがある
たとえば、変形性膝関節症では、軟骨のすり減りや関節への負担によって炎症が起きることがあります。その炎症が続くと、膝に水が溜まりやすくなる場合があります。
半月板損傷、靭帯損傷、痛風、偽痛風、関節リウマチなどでも、関節内の炎症が続くことで水が増えることがあります。
水抜き後に再び腫れる場合は、「また抜けばよい」と考えるだけでなく、なぜ繰り返すのかを医師に確認して治療することが大切です。
何度も繰り返す場合は原因の確認が大切
水抜きを何度も繰り返している場合は、医師と相談しながら、原因や治療方針を確認しましょう。
目視や触診で関節の状態を確認することは難しいため、X線(レントゲン)、MRI、関節液検査、血液検査などが行われます。
| よくある不安 | 考え方 |
|---|---|
| 水を抜くとクセになる? | 一般的には、水抜き自体が原因で溜まるわけではありません |
| また溜まるのはなぜ? | 炎症や原因疾患が続いている可能性があります |
| 何度も抜いてよい? | 何らかの炎症が続いている可能性があり、医師と原因や治療方針を相談しましょう |
| 抜かずに放置してよい? | 多くの場合、良くありません。医師に相談しましょう |
膝に水が溜まりやすい主な原因
膝に水が溜まる背景には、複数の原因があります。代表的なものとして、変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、関節リウマチ、痛風、偽痛風、感染、外傷などが挙げられます。
変形性膝関節症
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減り、痛みや炎症、関節の変形が起こる病気です。
中高年以降に多くみられ、歩き始め、立ち上がり、階段の上り下りなどで痛みが出ることがあります。関節内で炎症が起きると、膝に水が溜まる場合があります。
膝の痛みと水抜きを繰り返している方では、変形性膝関節症が背景にあることもあります。
半月板損傷・靭帯損傷
半月板は、膝の中でクッションのような役割をする組織です。半月板が損傷すると、膝の曲げ伸ばしで引っかかる感じが出たり、膝に水が溜まったりすることがあります。
靭帯損傷は、スポーツや転倒などで起こることがあります。外傷後に膝が腫れる、痛みが強い、不安定感がある場合は、早めに医療機関で確認することが大切です。
関節リウマチ・痛風・偽痛風
関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起こる病気です。膝だけでなく、手指や足など複数の関節に腫れや痛みが出ることがあります。
痛風や偽痛風では、関節内に結晶が関係して急な炎症が起こり、強い痛みや腫れが出ることがあります。膝が急に腫れて熱を持つ場合は、こうした病気が関係する場合もあります。
感染や外傷など、早めの対応が必要なケース
膝に水が溜まる原因の中には、早めの対応が必要なものもあります。
特に、強い痛み、発熱、膝の赤み、強い熱感、急激な腫れがある場合は、感染などの可能性も考える必要があります。自己判断で様子を見すぎず、早めに医療機関へ相談してください。
| 原因 | 特徴 | 相談目安 |
|---|---|---|
| 変形性膝関節症 | 中高年に多く、階段や歩き始めで痛いことがある | 慢性的な痛み・腫れ |
| 半月板損傷 | 引っかかりやロック感を伴う場合がある | 曲げ伸ばしで違和感 |
| 靭帯損傷 | 外傷後の腫れや不安定感 | 転倒・スポーツ後の痛み |
| 関節リウマチ | 複数関節の腫れや朝のこわばり | 全身症状や左右差 |
| 痛風・偽痛風 | 急な強い痛み・腫れ | 熱感や発赤 |
| 感染 | 強い痛み・発熱・赤み | 医師に早急な相談が必要 |
水抜き後に注意したいこと
膝の水を抜いた後は、医師の指示に従い、無理な運動や強い負荷を避けることが大切です。
水を抜いた直後は、膝の腫れや圧迫感が軽くなる場合があります。しかし、痛みが軽くなったからといって、すぐに普段どおり動いてよいとは限りません。
処置当日は無理な運動を控える
水を抜いた後は、処置を受けた医療機関の指示に従って過ごしましょう。
処置当日は、長時間の歩行、階段の上り下り、重い荷物を持つ、しゃがみ込む、ランニングなど、膝に負担がかかる動作は控えた方がよい場合があります。
特に、痛みや腫れが残っている場合は、無理に動かさず休ませることが大切です。
腫れ・熱感・痛みの変化を観察する
水抜き後は、膝の状態を観察しましょう。次のような変化がある場合は、医療機関へ連絡することを検討してください。
● 痛みが強くなっている
● 膝が赤い
● 熱感が強い
● 発熱がある
● 腫れが急に強くなった
● 歩くのがつらい
● 処置部位の違和感が強い
これらがあるからといって必ず重い状態とは限りませんが、感染や炎症の悪化などを確認する必要がある場合があるので医師にご相談ください。
運動やストレッチ再開は医師の指示に従う
水抜き後の運動再開は、膝の状態や水抜きを行った理由によって変わります。
「何日後から必ず運動してよい」と一律には言えません。変形性膝関節症、半月板損傷、痛風、感染など、背景にある原因によって対応が異なるためです。
ストレッチや筋トレを始める場合も、痛みのない範囲で行うことが大切です。自己判断で強い運動を再開するのは避けましょう。
水抜き後に強い痛みや発熱がある場合は相談する
水抜き後に強い痛み、発熱、赤み、強い熱感がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。水抜きは医療行為です。処置後の経過で不安がある場合は、自己判断で放置せず、処置を受けた医療機関に確認することが大切です。
水抜き後の注意点を整理すると、以下のようになります。
- ☑ 処置当日は無理な運動を控える
- ☑ 階段や長時間歩行は膝の状態に合わせて調整する
- ☑ 腫れ・熱感・痛みの変化を観察する
- ☑ ストレッチや筋トレは医師の指示に従う
- ☑ 発熱・赤み・強い痛みがある場合は相談する
- ☑ 水が再び溜まる場合は原因確認を検討する
再発を防ぐために見直したい膝への負担
膝への負担を減らし、太ももの筋力を保つことは、水が溜まる背景への対策として役立つ場合があります。
ただし、「これをすれば再発しない」と断定できる方法はありません。原因に合わせた治療と、自宅での負担軽減を組み合わせることが大切です。
正座・階段・急な立ち上がりを見直す
正座、深いしゃがみ込み、階段の上り下り、急な立ち上がりは、膝に負担をかけやすい動作です。
膝が腫れやすい方、痛みが出やすい方は、椅子生活を取り入れたり、階段では手すりを使ったり、エレベーターを活用したりする工夫が役立つ場合があります。
体重管理で膝への負担を減らす
膝は体重を支える関節です。体重が増えると、歩行や階段のたびに膝への負担が大きくなります。
肥満傾向がある場合は、急激な減量ではなく、無理なく続けられる体重管理を意識しましょう。食事を極端に制限すると筋肉量が落ちる場合もあるため、栄養バランスにも注意が必要です。
太ももの筋力維持を意識する
膝を支えるうえで、太ももの筋肉、特に「大腿四頭筋」は重要です。
筋力が低下すると、膝関節への負担が増えやすくなります。痛みが落ち着いている時期に、医師や理学療法士の指導のもとで運動療法を行うことが検討される場合があります。
ただし、腫れや熱感があるとき、痛みが強いときは、無理に筋トレを行わないようにしましょう。
サポーターや靴を必要に応じて活用する
サポーターは、膝の不安定感を支えたり、歩行時の安心感につながったりする場合があります。ただし、長時間つけっぱなしにすると、筋肉を使う機会が減ることにつながり、筋力を落としかねません。使用する場面や時間は、症状に合わせて調整しましょう。
靴は、クッション性があり、かかとが安定するものを選ぶことが大切です。すり減った靴や脱げやすい靴は、歩行バランスを崩し、膝に負担をかける場合があります。
| 見直す項目 | ポイント |
|---|---|
| 階段 | 手すりやエレベーターを活用する |
| 正座 | 椅子生活へ切り替える |
| 体重 | 急激ではなく継続的に管理する |
| 筋力 | 太ももの筋力維持を意識する |
| 靴 | クッション性と安定性を重視する |
| サポーター | 必要な場面で活用する |
水抜きを繰り返すときに医療機関で確認したいこと
水抜きを繰り返す場合は、関節液の状態や画像検査などを通じて、背景にある原因を確認することが大切です。何度も水が溜まる場合、単に水を抜くだけではなく、膝の中で何が起きているのかを整理する必要があります。
X線やMRIで関節の状態を確認する
変形性膝関節症が疑われる場合、X線(レントゲン)検査で骨や関節のすき間、変形の程度を確認することがあります。半月板や靭帯、軟骨などの状態を詳しく確認する必要がある場合は、MRIが検討されることもあります。
ただし、すべての方にすべての検査が必要なわけではありません。症状や診察所見に応じて、必要な検査が判断されます。
関節液検査で炎症や感染などを確認する場合がある
抜いた関節液は、検査に使われることがあります。
関節液検査では、炎症の程度、結晶の有無、感染の可能性などを確認する手がかりになる場合があります。痛風や偽痛風、感染性関節炎などが疑われる場合には、重要な情報になることがあります。
保存療法・注射・リハビリなどの治療方針を相談する
水が溜まる原因によって、治療方針は異なります。
変形性膝関節症が背景にある場合は、薬物療法、ヒアルロン酸注射、リハビリ、運動療法、装具療法などが検討されることがあります。半月板損傷や靭帯損傷がある場合は、保存療法で経過を見る場合もあれば、状態によって手術が検討される場合もあります。
| 検査 | 確認できること |
|---|---|
| X線 | 骨や関節の変形、関節のすき間 |
| MRI | 半月板・靭帯・軟骨などの状態 |
| 関節液検査 | 炎症・結晶・感染などの確認 |
| 血液検査 | リウマチや炎症反応などの確認 |
水抜きを繰り返している方は、「また抜くかどうか」だけでなく、「なぜ溜まるのか」「どの治療方針が合いそうか」を医師と相談することが大切です。
変形性膝関節症で水が溜まる場合に考える治療選択肢
変形性膝関節症が背景にある場合、水抜きだけでなく、保存療法、再生医療、手術などを含めて治療方針を整理することが大切です。膝の状態、痛みの程度、生活への影響、年齢、活動量などによって、検討される治療は異なります。
保存療法で行われる主な治療
保存療法とは、手術以外の方法で痛みや炎症、関節への負担に対応する治療です。
代表的な方法には、以下があります。
● 薬物療法
● 湿布や外用薬
● ヒアルロン酸注射
● リハビリテーション
● 運動療法
● 装具療法
● 生活指導
保存療法は、症状の程度や関節の状態に応じて組み合わせて行われることがあります。
再生医療を相談する場合の考え方
保存療法で十分な変化を感じにくい場合、例えば変形性ひざ関節症などで、切りたくないなど、手術以外の選択肢を探されている方には、再生医療という新し選択肢もあります。
膝の再生医療には、「PRP療法」や「幹細胞治療」などがあり、関節内の炎症や関節環境へ自分の血液(PRP)や、自身の幹細胞を用いてアプローチする方法があります。
ただし、再生医療はすべての方に適しているわけではありません。適応は、医師の診察や検査によって判断されます。効果には個人差があり、自由診療となるため、治療内容、費用、リスク、期待できる範囲について確認したうえで検討しましょう。
そのため、御侍史の症状が再生医療に適応するか、厚生労働省に届出済の信頼できる再生医療専門クリニックでご相談ください。当院は、再生医療ではトップクラスの実績と環境を有しております。お気軽にご相談ください。
手術が検討される場合
変形や痛みが強く、日常生活への支障が大きい場合には、手術療法が検討されることがあります。
手術が必要かどうかは、関節の状態、痛みの程度、生活への影響、年齢、活動量などを総合的に見て判断されます。手術に不安がある場合でも、まずは現在の膝の状態と、考えられる選択肢を整理することが大切です。
| 治療選択肢 | 主な目的 | 注意点 |
| 保存療法 | 痛みや炎症への対応 | 継続的な管理が必要 |
| リハビリ | 筋力や動作の改善を目指す | 状態に合う内容が必要 |
| 手術療法 | 変形や機能障害が強い場合に検討 | 医師と十分に相談 |
| 再生医療 | 関節内環境へ新しい選択肢 | 再生医療専門クリニックへ相談 |
福岡で変形性膝関節症の治療や再生医療について相談したい方は、治療内容や相談の流れを以下のページでご確認いただけます。
まとめ|膝の痛みと水抜きには意味があります
膝の水抜きは、痛みや腫れの軽減、関節液の検査を目的として行われることがあります。水抜きそのものが悪い処置というわけではありません。
一方で、水抜きを繰り返している場合は、なぜ膝に水が溜まり、繰り返すのかを確認することが大切です。水抜き自体がクセになるというより、関節内の炎症や原因疾患が続いていることで、再び水が溜まる場合があるからです。
膝に水が溜まる背景には、変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、関節リウマチ、痛風、偽痛風、感染などが関係することがあります。
水抜き後は、医師の指示に従い、無理な運動を避け、腫れや熱感、痛みの変化を観察しましょう。強い痛み、発熱、赤み、強い熱感がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
大切なのは、水を抜くことだけで終わらせず、原因を確認し、治療方針を整理することです。自宅での負担軽減と、医療機関での評価を組み合わせながら、膝の状態に合った対応を考えていきましょう。
この記事のポイント
- ☑ 膝の水抜きは、痛みや腫れの軽減、関節液の検査目的で行われます
- ☑ 水抜き自体がクセになるというより、炎症や原因疾患が続くと再び水が溜まる場合があります
- ☑ 膝に水が溜まる背景には、変形性膝関節症、半月板損傷、リウマチ、痛風などが関係することがあります
- ☑ 水抜き後は、医師の指示に従い、無理な運動や強い負荷を避けることが大切です
- ☑ 水抜きを繰り返す場合は、X線・MRI・関節液検査などで原因を確認することが重要です
- ☑ 変形性膝関節症が背景にある場合、保存療法や手術、また再生医療などの選択肢があります
監修:医療法人香華会リボーンクリニック本院・福岡
Q&A・よくある質問|膝の痛みと水抜き
Q1. 膝の水抜きは何のために行うのですか?
A. 膝に溜まった関節液を抜くことで、腫れや圧迫感、痛みの軽減を目的に行われることがあります。また、関節液を調べることで、炎症、感染、痛風、偽痛風などの原因を確認する目的で行われる場合もあります。
Q2. 膝の水を抜くとクセになりますか?
A. 一般的には、水抜きそのものが原因で水が溜まりやすくなるわけではありません。炎症や原因疾患が続いていると、再び関節液が増えることがあります。繰り返す場合は、原因の確認が大切です。
Q3. 水抜き後は運動してもよいですか?
A. 水抜き後の運動再開は、膝の状態や処置内容によって異なります。処置直後は無理な運動を避け、医師の指示に従うことが大切です。痛みや腫れが続く場合は、自己判断で運動を再開しないようにしましょう。
Q4. 膝に水が何度も溜まる場合、何が原因ですか?
A. 変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、関節リウマチ、痛風、偽痛風などが関係する場合があります。発熱や強い熱感、赤みがある場合は、感染など早めの対応が必要な原因も考えられるため、医療機関で確認することが大切です。
Q5. 再生医療は膝に水が溜まる症状にも相談できますか?
A. 変形性膝関節症などが背景にある場合、再生医療について相談されることがあります。ただし、適応は膝の状態や検査結果によって判断されます。効果には個人差があり、自由診療となる場合があるため、費用やリスクを確認したうえで検討することが大切です。
リボーンクリニックは、厚生労働省に届出済みの再生医療専門クリニックです。変形性膝関節症をはじめとする膝の痛みに悩む患者さまへ、最新の知見に基づいたオーダーメイドの治療を提供しています。
![]() リボーンクリニック本院は、九州(福岡市)にある「再生医療専門クリニック」です。膝の再生医療でお悩みの方に対し、国の基準に基づいた再生医療をご提供しています。「手術は避けたい」「少しでも改善の可能性を知りたい」 そんな方は、まずは無料相談をご利用ください。院長の坂口医師をはじめ、経験豊富な医師とスタッフが、安心して治療をご検討いただけるよう丁寧にサポートいたします。 無理なご案内は一切ありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。 |

