変形性膝関節症の原因を一次性・二次性に分類するわけと、その治療について
目次
変形性膝関節症の原因を一次性・二次性に分ける意味と治療医ついて
「変形性膝関節症と診断されたけれど、原因がよく分からない」
「一次性、二次性と言われたが、何が違うのか知りたい」
「昔の膝のケガが、今の痛みに関係しているのではないか」
膝の痛みについて調べていると、一次性変形性膝関節症、二次性変形性膝関節症という言葉を目にすることがあります。
簡単にいうと、一次性は原因が一つに特定しにくいタイプ、二次性はケガや病気など比較的はっきりした原因があるタイプです。
ただし、自分が一次性なのか二次性なのかを、症状だけで判断することはできません。膝の痛みの原因は一つとは限らず、年齢、体重、筋力、過去のケガ、関節の状態などが複雑に関係している場合があります。
この記事では、変形性膝関節症の一次性・二次性の違い、原因、検査方法、治療方針、保存療法やPRP療法・幹細胞治療など再生医療を含む選択肢について、分かりやすく解説します。
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この記事で分かること
- ☑ 一次性と二次性の違い
- ☑ それぞれの主な原因
- ☑ 自己判断ではなく検査が必要な理由
- ☑ 原因に応じた治療方針の考え方
- ☑ 保存療法・再生医療・手術などの選択肢
変形性膝関節症の一次性・二次性とは?まず違いを整理
変形性膝関節症は、発症の原因によって「一次性」と「二次性」の2つに分類されます。
なぜ分類するのか?
原因を明確に整理することで、それぞれの患者さまに合わせた最適な治療方針を立てやすくするためです。
・「一次性」は原因が一つに特定しにくいタイプ
一次性変形性膝関節症とは、明確に原因が特定しにくく、複数の要因が重なって起こるタイプです。たとえば、加齢、体重増加、筋力低下、O脚・X脚、膝に負担のかかる生活習慣などが関係します。
中高年以降に多くみられる変形性膝関節症では、この一次性に分類されるケースが少なくありません。
・「二次性」は外傷や病気など原因が比較的明確なタイプ
二次性変形性膝関節症とは、膝のケガや病気など、比較的はっきりした原因が関係して起こるタイプです。代表的なものには、半月板損傷、靭帯損傷、骨折、関節リウマチ、痛風、骨壊死などがあります。
過去に膝をケガしたことがある方や、関節の病気を指摘されたことがある方は、二次性の可能性を含めて状態を確認することになります。
分類は治療方針を考えるための手がかり
一次性・二次性の分類は、治療を考えるうえで大切な手がかりとなります。
ただし、「一次性だからこの治療」「二次性だからこの治療」と単純に決まるわけではありません。実際には、痛みの程度、膝の変形、画像検査の結果、生活への影響などを総合的に見て判断します。
| 分類 | 主な特徴 | 原因の考え方 |
|---|---|---|
| 一次性変形性膝関節症 | 原因が一つに特定しにくい | 加齢、体重増加、筋力低下、生活習慣などが関係する場合がある |
| 二次性変形性膝関節症 | 原因が比較的明確 | ケガ、関節リウマチ、骨壊死、骨折などが関係する場合がある |
一次性変形性膝関節症に関係する主な要因
一次性変形性膝関節症は、加齢や生活習慣など複数の要因が重なって起こります。つまり、「年齢のせい」と一言で片づけられるものではなく、体重、筋力、骨格、日常動作などが関係してきます。
加齢や筋力低下で支える力が衰える
年齢を重ねると、膝関節の軟骨や周囲の組織に変化が起こりやすくなります。また、膝を支える太ももの筋力が低下すると、歩く、立ち上がる、階段を使うといった動作で膝への負担が増えやすくなります。
特に大腿四頭筋は、膝を支えるうえで重要な筋肉ですが、筋力が落ちると、膝の安定性が低下し、痛みにつながることもあります。
体重増加が膝へ負担をかける
体重が増えると、そのまま膝にかかる負担が増えやすくなります。膝は、立つ、歩く、階段を上り下りするたびに体重を支えなければならない関節です。そのため、体重増加は、関節へ負担を増し、変形性膝関節症のリスクに直結しかねないという訳です。
だからと、急激な減量や無理な運動はかえって体に負担をかける場合があります。膝に痛みがある場合は、医師や理学療法士などの専門家に相談しながら、無理のない方法で体重管理を考えましょう。
O脚・X脚などの骨格傾向が負担を増す
O脚やX脚など、脚の形によって膝にかかる負担が偏る場合があります。
たとえば、O脚では膝の内側に負担が集中しやすく、X脚では外側に負担がかかりやすいくなります。このような状態が長く続くと、膝関節の一部に負担が蓄積しやすくなり、膝への負担が増えてしまいます。
靴底のすり減り方が左右で違う方や、膝の内側・外側だけが痛む方は、歩き方や骨格の影響も含めて確認するとよいでしょう。
生活習慣や仕事による反復負荷
日常生活や仕事で、膝に負担がかかる動作を毎日のように繰り返している場合も注意が必要です。たとえば、正座、しゃがみ込み、階段の上り下り、重い物を運ぶ、長時間の立ち仕事などは、膝への負担につながりかねません。
| 要因 | 膝への影響 |
|---|---|
| 加齢 | 軟骨や筋力に変化が起こりやすくなります |
| 体重増加 | 膝への荷重が増えやすくなります |
| 筋力低下 | 膝を支えにくくなる場合があります |
| O字型の足 • X字型の足 | 膝の一部に負担が偏りやすくなります |
| 生活習慣 | 膝への反復負荷につながる場合があります |
二次性変形性膝関節症に関係する主な原因
二次性変形性膝関節症は、膝のケガや病気など、比較的明確なきっかけが関係するタイプです。一次性と違い、若い方でも起こる場合がある点で注意が必要です。
半月板損傷や靭帯損傷などの外傷が原因となる
スポーツや事故で膝を痛めた経験がある方は、二次性変形性膝関節症との関係を確認した方がよい場合があります。半月板は膝のクッションのような役割を持つ組織です。半月板を損傷すると、自然と膝への負担のかかり方が変わることがあります。
また、前十字靭帯などの靭帯を損傷すると、膝の安定性に影響が出る場合があります。その結果、年月が経ってから膝の痛みや変形が気になることがあります。
関節リウマチや痛風などの病気
関節リウマチや痛風など、関節に炎症を起こす病気が膝に影響する場合もあります。これらの病気が関係している場合、膝だけでなく、他の関節の症状や血液検査の結果なども踏まえて判断されます。
膝の痛みだけを見て自己判断するのではなく、病歴や全身状態も含めて医師に相談しましょう。
骨壊死や骨折など骨の問題
骨折や骨壊死など、骨そのものの状態が膝関節に影響する場合もあります。
骨壊死とは、骨の一部に血流障害などが起こり、骨が弱くなる状態を指します。膝の痛みが急に強くなった場合や、通常とは違う痛みが続く場合には、画像検査で確認が必要となります。
若い方でも起こる可能性
このように二次性変形性膝関節症は、原因となるケガや病気があれば、比較的若い方にも起こる可能性があります。
たとえば、学生時代にスポーツで膝を痛めた方、半月板や靭帯の手術歴がある方、事故で膝を骨折したことがある方などは、膝に痛みや違和感が続く場合には、医療機関で早めに状態を確認すべきです。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 半月板損傷 | 膝のクッション機能に影響する場合があります |
| 靭帯損傷 | 関節の安定性に影響する場合があります |
| 関節リウマチ | 関節の炎症が膝に関係する場合があります |
| 痛風 | 関節の腫れや痛みに関係する場合があります |
| 骨壊死・骨折 | 骨の状態や荷重のかかり方に影響する場合があります |
自分は一次性・二次性どちらに近い?確認したいポイント
一次性か二次性かは、自己判断だけでは決められません。ただし、受診前に自分の状況を整理しておくと、医師に症状を伝えやすくなります。
一次性に近い可能性があるケース
次のような場合は、一次性に近い要素があります。
- □ 中高年以降に膝の痛みが出てきた
- □ 体重増加が気になっている
- □ 太ももの筋力低下を感じる
- □ O脚・X脚がある
- □ 正座やしゃがみ込みが多い
- □ 階段や立ち仕事で膝をよく使う
- □ 明らかなケガの記憶がない
ただし、これらに当てはまるからといって、一次性と決まるわけではありません。
二次性に近い可能性があるケース
次のような経験がある方は、二次性の可能性も含めて確認した方がよい場合があります。
- □ 過去に半月板を痛めた
- □ 靭帯損傷をしたことがある
- □ 膝の骨折や手術歴がある
- □ 関節リウマチを指摘されたことがある
- □ 痛風発作を経験したことがある
- □ 骨壊死を指摘されたことがある
- □ 若い頃から膝の痛みが続いている
自己判断だけで決めないことが大切
一次性・二次性は、症状だけで明確に分かるものではありません。
たとえば、年齢的には一次性に見えても、過去の半月板損傷が影響している場合があります。反対に、ケガをしたことがあっても、現在の痛みには体重や筋力低下が大きく関係している場合もあるからです。
以下のチェックは、診断ではなく、受診時に情報を整理するための目安です。
- □ 50代以降で膝の痛みが出てきた
- □ 体重増加や筋力低下が気になる
- □ O脚・X脚がある
- □ 正座やしゃがみ込みが多い
- □ 過去に半月板や靭帯を痛めた
- □ 膝の骨折や手術歴がある
- □ 関節リウマチや痛風を指摘されたことがある
- □ 膝の腫れや水が溜まる症状がある
- □ アルロン酸注射やリハビリで変化を感じにくい
- □ 手術以外の選択肢も知りたい
ご自身に当てはまる項目がある場合は、医療機関で膝の状態を確認するきっかけにしていただければと思います
一次性・二次性で治療方針はどう変わる?
一次性と二次性では、治療で重視されるポイントが異なる場合があります。ただし、実際の治療は分類だけで決まるのではなく、膝の状態や生活への影響を見ながらとなります。
一次性では生活習慣や膝への負担を見直す
一次性では、加齢、体重、筋力低下、生活動作などが関係する場合があります。そのため、治療では痛みへの対応だけでなく、体重管理、太ももの筋力維持、歩き方、靴、日常動作の見直しなどが重視されることになります。
特に、正座や深いしゃがみ込み、階段の使いすぎなど、膝を大きく曲げる動作を減らすことは、膝への負担軽減に役立つ場合があります。
二次性では原因となるケガや病気への対応が重要
二次性では、原因となるケガや病気への対応が重要です。
半月板損傷や靭帯損傷が関係している場合は、膝の安定性や損傷部位の状態を確認する必要があります。関節リウマチや痛風などが関係している場合は、膝だけでなく原因疾患の治療や管理も大切です。
二次性では、原因を確認しないまま痛みだけに対応しても、十分な対策につながりにくい場合があります。
どちらの場合も膝の状態に合わせた治療選択が必要
一次性でも二次性でも、膝の痛み、腫れ、変形、歩行への影響などを確認したうえで治療方針を考えます。
分類はあくまで手がかりであり、最終的には医師の診察や検査をもとに、保存療法、リハビリ、注射、再生医療、手術などの選択肢から相談されることになります。
| 分類 | 治療で重視されること |
|---|---|
| 一次性 | 膝への負担軽減、筋力維持、体重管理、生活動作の見直し |
| 二次性 | 原因疾患や損傷への対応、膝の安定性の確認 |
| 共通 | 痛みへの対応、リハビリ、生活改善、治療選択肢の整理 |
医療機関での診断と検査の流れ
医療機関では、問診・診察・レントゲン、MRIなどの画像検査などを通じて、膝の痛みの原因や進行度を確認します。一次性・二次性の分類も、こうした情報を総合して判断されます。
問診で過去のケガや病歴を確認する
問診では、膝の痛みがいつからあるのか、どの動作で痛むのか、腫れや水が溜まる症状があるのかを確認します。また、過去の半月板損傷、靭帯損傷、骨折、手術歴、関節リウマチ、痛風などの病歴も重要な情報です。
受診前に、過去のケガや治療歴を整理しておいてください。診察がスムーズになります。
X(レントゲン)線で関節の変化を確認する
X線検査では、膝関節のすき間、骨の変化、O脚・X脚の傾向などを確認することがあります。変形性膝関節症の進行度を把握するうえで、X線は基本的な検査の一つです。
MRIや血液検査が検討される場合
必要に応じて、MRI検査をすることがあります。MRIでは、半月板、靭帯、軟骨、骨の状態などを詳しく確認でき、二次性が疑われる場合や、X線だけでは原因を判断しにくい場合に役立ちます。
また、関節リウマチや炎症性疾患、痛風などが疑われる場合には、血液検査や関節液検査が行われることもあります。
| 確認内容 | 目的 |
|---|---|
| 問診 | 痛みの経過、ケガ歴、病歴を確認します |
| 診察 | 腫れ、可動域、変形、歩き方を確認します |
| X線 | 関節のすき間や骨の変化を確認します |
| MRI | 半月板や靭帯、軟骨などを確認する場合があります |
| 血液検査 | 関節リウマチや炎症性疾患などを確認する場合があります |
変形性膝関節症の主な治療選択肢
変形性膝関節症の治療には、保存療法、リハビリ、注射、再生医療、手術などがあります。どの治療が適しているかは、一次性・二次性の分類だけではなく、膝の状態や生活への影響によって判断することになります。
保存療法
保存療法とは、手術以外の方法で痛みや膝への負担に対応する治療です。
代表的なものには、以下があります。
- ・薬物療法
- ・湿布や外用薬
- ・ヒアルロン酸注射
- ・リハビリテーション
- ・装具療法
- ・人生指導
- 体重管理
保存療法では、痛みへの対応だけでなく、膝への負担を減らす生活の工夫も大切です。
リハビリ・運動療法
リハビリや運動療法では、膝を支える筋力の維持、関節の動かしやすさ、歩き方などを確認します。特に太ももの筋力は、膝を支えるうえで重要です。
ただし、痛みがある状態で自己流の運動を続けると、膝に負担がかかる場合があります。運動内容は、膝の状態に合わせて相談しながら行いましょう。
PRP療法・幹細胞治療など再生医療
保存療法で十分な変化を感じにくい場合や、手術をしたくない、手術以外の選択肢を探されている場合には、PRP療法や幹細胞治療といった再生医療という新たな治療法があります。
PRP療法は、ご自分の血液を濃縮した成分を用いて炎症を鎮めたり痛みを軽減する治療として説明されることがあります。幹細胞治療は、ご自身の幹細胞を培養して投与することで、弱った部分の補修を目的とする再生医療です。
ただし、再生医療はすべての方に適しているわけではありません。一次性か二次性かだけで適応が決まるものでもありません。
再生医療は一般的な整形外科で対応できる病院は少なく、経験や実績豊富な再生医療専門クリニックの専門医のカウンセリングを受けられることをお勧めします。膝の状態、治療歴、生活への影響などを確認したうえで適応が判断されます。
再生医療等技術は、法令に基づき厚生労働省への届出を経なければ実施できません。
手術が検討される場合
膝の変形や痛みが強く、日常生活への支障が大きい場合には、手術が検討されることがあります。代表的な手術には、「骨切り術」や「人工膝関節置換術」などがあります。
手術が必要かどうかは、膝の状態、年齢、活動量、生活への影響、これまでの治療経過などを踏まえて医師が判断することになります。
| 治療選択肢 | コンテンツ | 留意すべき点 |
|---|---|---|
| 保存療法 | 薬・注射・装具・生活指導など | 継続的な管理が必要です |
| リハビリ | 筋力や動作の見直しを行います | 膝の状態に合う内容が大切です |
| PRP療法 | 再生医療:ご自身の血液を濃縮して投与。入院不要・手術不要 | 適応判断が必要です |
| 幹細胞療法 | 再生医療:ご自身の幹細胞を培養して投与。入院不要・手術不要 | 適応判断が必要です |
| 手術 | 変形や痛みが強い場合に検討されることがあります | 医師と十分な相談が必要です |
九州エリアで変形性膝関節症の治療や再生医療について相談したい方は、治療内容や相談の流れを以下のページでご確認いただけます。
https://syucell.com/fukuoka/treatment-contents/osteoarthritis/
一次性・二次性にかかわらず今日から見直したいこと
一次性・二次性のどちらであっても、膝への負担を減らす生活習慣は大切です。分類にこだわりすぎるよりも、まずは今の膝に負担をかけている要素を知って、見直していきましょう。
1. 体重管理
体重が増えると、歩行や階段、立ち上がりの際に膝へかかる負担が増えやすくなります。急激な減量ではなく、食事や活動量を少しずつ見直すことが大切です。
膝の痛みがある場合は、運動だけで体重を落とそうとせず、医師や専門家に相談しながら進めましょう。
2.太ももの筋力維持
膝を支える筋肉、とくに太ももの前側にある大腿四頭筋は重要です。筋力が低下すると、膝関節への負担が増える場合があります。痛みのない範囲で、膝の状態に合った運動を続けることが大切です。
3.膝を深く曲げる動作を減らす
正座、深いしゃがみ込み、和式トイレ、床からの立ち上がりなどは、膝に負担がかかりやすい動作です。椅子生活に変える、ベッドを使う、手すりを利用するなど、日常生活の中で膝を深く曲げる場面を減らす工夫が役立つ場合があります。
和風生活から、洋風生活への転換がおすすめです。
4.痛みがある場合は無理な運動を避ける
健康のために運動することは大切ですが、膝の痛みがある状態で無理に運動を続けると、逆に症状を悪化させる場合があります。特に、急な長距離ウォーキング、強いスクワット、階段を使ったトレーニングなどは無理は禁物、注意が必要です。
運動を始める前に、自分の膝の状態に合っているか確認しましょう。
| 見直したいこと | 目的 |
|---|---|
| 体重管理 | 膝への負担軽減を目指します |
| 筋力維持 | 膝を支える力を保ちます |
| 生活動作 | 深い屈曲を減らします |
| 靴の見直し | 歩行時の負担を減らす場合があります |
| 運動内容の確認 | 膝に合った方法を選びます |
まとめ|一次性・二次性の違いを知り、膝の状態に合う選択肢を考えましょう
変形性膝関節症には、一次性と二次性があります。
一次性は、加齢、体重増加、筋力低下、骨格、生活習慣など複数の要因が関係するタイプです。二次性は、半月板損傷、靭帯損傷、骨折、関節リウマチ、骨壊死など、比較的明確な原因が関係するタイプです。
ただし、自分がどちらに当てはまるかを自己判断することはできません。膝の痛みの原因は一つとは限らず、整形外科にて医師による診察や画像検査、必要に応じた血液検査などをもとに確認されます。
治療方針は、一次性・二次性の分類だけで決まるものではありません。膝の状態、痛みの程度、生活への影響、これまでの治療経過などを踏まえて、保存療法、リハビリ、PRP療法、幹細胞治療、手術などの選択肢を整理します。
膝の痛みが続く場合や、過去のケガ・病気との関係が気になる場合は、まず現在の膝の状態を確認することから始めてみましょう。
この記事のポイント
☑ 一次性は、加齢・体重・筋力低下など複数の要因が関係するタイプです
☑ 二次性は、ケガや病気など明確な原因が関係するタイプです
☑ 一次性・二次性の分類は、医師の診察や検査をもとに判断されます
☑ 治療方針は、原因や膝の状態、生活への影響によって異なります
☑ 保存療法、PRP療法、幹細胞治療、手術などは状態に応じて相談します
よくある質問Q&A|変形性膝関節症 一次性 二次性
Q1. 一次性と二次性の違いは何ですか?
A. 一次性は、加齢、体重、筋力低下、生活習慣など複数の要因が関係するタイプです。二次性は、半月板損傷、靭帯損傷、関節リウマチ、骨壊死など、比較的明確な原因が関係するタイプです。
Q2. 自分が一次性か二次性か判断できますか?
A. ある程度の目安を整理することはできますが、自己判断だけでは分かりません。医師の診察、X線、MRI、血液検査などをもとに判断されます。
Q3. 二次性変形性膝関節症は若い人にも起こりますか?
A. 起こる場合があります。スポーツや事故による半月板損傷、靭帯損傷、骨折などが関係する場合は、若い方でも膝の痛みや変形性膝関節症につながることがあります。
Q4. 一次性と二次性で治療法は違いますか?
A. 治療の考え方が異なる場合があります。一次性では膝への負担軽減や生活習慣の見直しが重視され、二次性では原因となるケガや病気への対応が重要になります。ただし、実際の治療は膝の状態によって判断されます。
Q5. PRP療法や幹細胞治療は一次性・二次性どちらでも相談できますか?
A. PRP療法や幹細胞治療は、膝の状態やこれまでの治療経過によって選択肢として相談される場合があります。ただし、すべての方に適しているわけではなく、当院の医師のカウンセリングや検査による適応判断が必要です。お気軽にお問合せください。
リボーンクリニックは、厚生労働省に届出済みの再生医療専門クリニックです。変形性膝関節症をはじめとする膝の痛みに悩む患者さまへ、最新の知見に基づいたオーダーメイドの治療を提供しています。
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