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第12回 日本脳神経HAL研究会 福岡大学メディカルホール(福岡大学病院)

専門知識 2024/01/05

2023年12月16日(土)に福岡で開催された日本脳神経HAL研究会に参加してきました。学会のテーマは”HAL”というCYBERDYNEの山海教授が2015年11月に開発し「生体信号式運動機能改善装置」という新医療機器として薬事承認された装着型サイボーグ”HAL”の臨床データや世界各国での実用例、HALの先進医療においての役割など報告されました。

この学会は福岡大学脳神経外科名誉教授 社会医療法人財団 白十字会 白十字病院 脳卒中センター長の井上亨教授が会長をされており、3年ぶりに福岡で学会が開催され約300名ほどの関係者が会場に足を運びました。

HALは脳卒中や脊髄損傷に対しての治療に用いられ、最新ロボットスーツとして世界でも注目されている機器です。現在では適応疾患を広げて治療を応用するため、日本だけでなく世界中が力を入れて様々な疾患に対して研究しているそうです。

当センターでは幹細胞治療による再生医療と併用して、このHALをリハビリに用いて脳卒中や脊髄損傷に対して治療を実施しております。幹細胞治療で体内に再生医療を働きかけ、リハビリを通して神経や筋肉の促通を行い治療の相乗効果を期待しております。

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