症例紹介

CASE

症例:変形性両股関節症(特に右股関節)の再生治療の結果

2023/11/03

症例紹介
2023/11/3

疾患名:変形性両股関節症
イニシャル:T様
年齢・性別:77歳 男性
症状:変形性関節症による股関節の疼痛と不安定感
関節軟骨の減少、関節裂隙の狭小化、骨棘形成、骨硬化像
目次
1 <来院までの経緯>
2 <医師からのコメント>
3 <患者様 感想>

<来院までの経緯>
小船を所有していて、定期的の整備や掃除をしていたが、昔は痛みなど無く出来ていたことが最近出来なくなり、他にもゴルフをしていても終了後には疼痛で悩んでいました。知人から最近歩き方が悪くなったんじゃないかと、言われるようになり近医にて受診すると変形性股関節症と診断の話しがあった。そこで治療法としては手術も考えた方が良いとの診断もあった。
以前PRPを治療を膝関節に治療経験があり当時は良くなったが、2年前から痛みが膝以外にも股関節に出てきて今では動かす度に痛みが出てきている。
右が特に痛いが左も時折痛みがあるので治療の話しをしたところ、股関節の痛みに対しては、痛み止めの薬かリハビリのような保存療法しか無いとの話しがでた。内科的な疾患として糖尿病もあり手術のリスクがあるので中々手術を選択が出来ず、困っていたところインターネットにて再生医療を見つけ治療を検討してみようと思いお問い合わせをしました。
再生医療での話しを聞き大きな手術は不要で安全に治療が行えるとお伺いし、やって見ようと決心し治療をすることに決めた。

<医師からのコメント>
X線所見は、右股関節の関節裂隙の狭小化が顕著に現れており、骨棘形成・骨硬化像・骨軟骨の希薄化があり明らかな変形性関節症があり、可動域の制限があり痛みの為に動かさない事により筋力の低下や変形の進行も出てきて悪循環を繰り返していたが、再生医療により炎症や関節の可動域を保てることで、それらの症状の緩和がはかれる治療です。
さらに同時にリハビリをすると治療結果がより良い事が期待出来ます。

<患者様 感想>
採取日当日は両方の股関節にもPRP治療を行い、本当に1センチにも満た無いオペあとで細胞を採取してもらい、約6週間後に予約し投与をしてもらいました。
治療後3ヶ月痛みの経過の確認。始めは変化に気づかない期間があったが2ヶ月目ぐらいから知人や家族から『あまり痛いと言わなくなったね。』と言われるようになり、自分自身も徐々に感じるようになってきた。治療を受ける前に再生医療は時間のかかる治療で個人差があるとお聞きしていたので、心配にはならなかったです。今では船の掃除や趣味のゴルフも出来て今では充実した生活が送れています。

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