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「孫を抱っこできるようになりたい」初めての祖母になる 再生医療と出会い  日々リハビリを頑張る50代女性の祖母としての夢

専門知識 2023/04/27

「孫を抱っこできるようになりたい」
初めての祖母になる 再生医療と出会い
日々リハビリを頑張る50代女性の祖母としての夢

疾患名:脳血管疾患イニシャル:Y・N
年齢:50歳
症状:脳血管障害の後遺症左片麻痺

<来院までの経緯>
福岡県在住の7年前に自営業をされていた50歳の女性。7年前息子様の授業参観へ参加する前日の夜より、頭痛を伴っておられたそうです。熱発等はなく病院へ通うほどではないだろうと、翌日には授業参観へ参加。 頭痛は引かず、なんとか授業参観へ参加することはできましたが、帰宅する際に学校の校門で倒れ、近隣の病院へ救急搬送されました。搬送先で脳梗塞と診断され、意識が戻った際には、左腕と左足が重く感じ、自力で動かすことができなかった。服薬により血圧コントロールが良好になり、状態も安定してきたため、在宅復帰を目標にリハビリを開始しなければいけませんでしたが、当初はリハビリもできるような状態ではなかったそうです。ご家族様・周りの方々に支えられ歩行は短下肢装具と杖を使用し自力で歩けるようになり、自宅退院されました。しかし、左腕に関しては、脳梗塞後遺症により全く動かすことができず、日常生活に不便を感じておりました。具体的には左腕を使い、お食事の際にお茶碗を左手で持つ、本を読む際にページを抑える、お料理をする際に左手でお野菜を抑え包丁を使用することができるなどの願望がありました。そんな中、再生医療により脳梗塞後遺症の治療ができる施設に辿り着き、当院にカウンセリングに来られています。


<医師のコメント>
Y・N様の左腕に関しては、麻痺の状態が強く、肩から指まで全く動かすことができない状態でした。Y・N様のご希望としましては、本を読むことを好まれているため、右手でページを捲り、左手で抑えることを目標にしました。ご希望を達成するためにも脳梗塞後遺症の改善が必要であるため、当院で行っている脂肪由来幹細胞の治療とリハビリを進めております。


<リハビリ>
脂肪由来幹細胞の投与を実施した翌日よりリハビリが始まりました。初回のリハビリでは問診と身体機能検査を行いました。
お体の状態としましては、左肩から指先を動かすことは困難であり、感覚に関しても鈍い状態でした。治療終了時の最終目標は、両手で本を読みたいとのことでした。
目標の設定を3段階に設定しました。
(1)短期目標(達成期間1カ月)
⇒左腕を前に曲げる時の体の使い方を覚える
(2)長期目標(達成期間2カ月)
⇒左腕をテーブルの上に置くことができる
(3)最終目標(達成期間3カ月)
⇒左腕を捲ったページの上に置き抑えることができる
目標を上記のように3段階に設定し、一つ一つ達成できるようにリハビリの内容を検討し、6カ月間リハビリを実施しました。


<締め>
幹細胞治療は投与6回、リハビリを週に3回、1回1時間を実施し、左腕をテーブルの上に置き、捲ったページを抑えることができるようになりました。今後は、娘さんが結婚される際にウエディングベールを挙げる、お孫さんが出来た時に両手で抱っこができるようになりたいとのご希望がありましたので、追加で6ヶ月間のリハビリ継続をされました。
全く動かすことができなかった肘が伸びるようになり、机の上で手の平を上に向けることができるようになっています。現在もリハビリ継続をされており、1年半が経過しております。
ウエディングベールを捲る、赤ちゃんを抱っこするという目標達成に至ってはおりませんが、今後も上記のような目標を達成するためにリハビリを頑張っておられます。

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